サンボマスター

新しき日本語ロックの道と光

新しき日本語ロックの道と光

すごい。
エレカシもこういう方向になっていたかもしれないし、こうなったらもっとメジャーになっていただろうなぁと。
よくも悪くもエレカシはトンガり過ぎるきらいがあることだ。サンボマスターが良いのは詩にしても曲にしても、ポピュラリティが有って、リスナーをおいてけぼりにしない事だと思う。
ただ、今後ポピュラリティ加減が増えてくると聴けないだろうな。バランスを維持して欲しい(これだけ過剰なやつらにバランスを求めるなんておかしいけど)。
ポピュラリティの肝は、サビでリスナーと合唱できるような楽曲だからで、しかもそれが自然に出来ていることだ。過激で過剰な自己主張とそれを他者と共有せずにはいられない子供のようなワガママ。自分と他者に存在する距離に対する諦観と、それでも継れるハズだという願い。まさにロック。
"2. その温もりに用がある" が良いです。