スレッドクラスには状態が必要

というのが、今の所の結論。スレッドクラスを純粋仮想クラスとして提供する方法を採用すると、どうがんばっても、vtbl がらみでクロックが食われる。
まぁ、がんばれないので、その他のコードの実行クロックも食われちゃう。その間に割り込まれると...
という事で、スレッドを扱う時は状態を持たせる方向が良いなぁという結論。
一応、基底クラスでも状態を持つようにしてみたが、すべからくユーザの派生クラスで状態を管理しなければならないと思う。
基底クラスの状態は、派生クラスでの状態管理をする上での参考程度という扱いかな...
っていうか、スレッドを扱うという風に考えるから駄目なんだと思う。
あるデータに注目しておいて、それが変わったとか、なんらかのイベントが発生したとかの、より抽象的なレイヤで実行制御しないと、いつまでたってもバギーなコードになる。
この抽象的なレイヤは、派生クラスと対にするべき。面倒だからといって、基底クラスの状態やデータを当てにしてはいけない。
派生クラスを一個作るという事は、それ専用の状態をちゃんと考えておかないと、わけわかになる。

それとも、もっと上手いクラス化の手法があるのかなぁ...