USB-Serial を使う

Palm

昔は PalmConnect なる商品があったけど今はもう入手困難。ということで、 http://www.sigma.apo.co.jp/ の URS232GF という USB-シリアル変換器を使う。 amazon で約 \2,000 。
USB を繋げて dmesg を確認。

usb 2-1: new full speed USB device using uhci_hcd and address 2

USBの認識は出来ている。次に、クレードルの HotSync ボタンを押して tty を調べる。が、 ttyUSB* が出てこない。そういえば kernel に serial ドライバを組み込んでいない事に気付く。つらつら見ていると [USB support] に "USB Serial Converter" があるのね。
というこで、Serial 関連と USB Serial Converter と Visor ドライバを組み込んでみる。
Visorは間違いだったみたいで、 /sys/class/tty/ttyUSB* が現れない。次に PalmConnect ドライバを組み込んで見るがこれもダメっぽい。USB verbose logging オプションを指定して dmesg を眺めると。Prolific(pl2303.ko) が正解のようだ。pl2303 で現れたデバイスファイルは /dev/ttyUSB0 のみ。
この /dev/ttyUSB0 で pilot-xfer のでの動作確認をしてみる。

>pilot-xfer -p /dev/ttyUSB0 -L

pdb の一覧が表示されたので上手く行ったようだ。これで常用出来る環境になったので、環境変数を設定しておく

setenv PILOTRATE 115200
setenv PILOTPORT "/dev/ttyUSB0"

115Kだと速いねぇ。快適な速度だ。
まずは、バックアップを取っておく事にする。

>pilot-xfer -b ~/palm/backup

ちなみに同期の方法は以下の通り。

pilot-xfer -b ~/palm/backup "(Palm --> PC) force backup"
pilot-xfer -u ~/palm/backup "(Palm --> PC) update backup"
pilot-xfer -s ~/palm/backup "(Palm <-> PC) sync"
pilot-xfer -r ~/palm/backup "(Palm <-- PC) restore"