TWENTY FOUR - SEASON I

見終った。すっげー面白い。リアルタイムドラマ(だっけ?)とかで宣伝する必要なんかない。先が見えないドミノ倒しのように、今の状況が次の展開にロジカルに高速で継っていく。深い考察なんか要らない。本当にこのボリュームを映画でやるのは難しいだろう。何かを深く考えさせるものは殆どない。ただ、良いロジックと圧倒的なボリュームで、誰もが理解できるシーンを織り込んで行く。
あと、これは父親(男)の話だ。パーマー議員とその息子が抱きあうシーンに泣ける。
家族の絆は日々の生活の中だけで深まるだけではないだろう。このクソまみれの毎日で何が出来る?日々の生活で少しずつ沈澱する感情の中にある、自分も認識していないモノに、あるとき気付くものだと思う。そうして得た貴重な絆は、びっくりするほど脆いなんだろう。